渋谷区の不動産ベンチャー企業・株式会社NewWestの藤原拓也代表にインタビュー。
渋谷区の不動産ベンチャー企業・株式会社NewWestの藤原拓也代表にインタビューしました。
ご代表が株式会社NewWestを設立した経緯はなんですか?
ー 本日は炎天下のなか、インタビューのお時間いただきありがとうございます。色々と有益なお話を伺えたらと思います。まずは自己紹介もかねまして、ご代表の藤原さんのご経歴を伺ってもよろしいでしょうか?
画像:https://x.com/NewWest_k_k
ー はい、株式会社NewWestの代表取締役である藤原拓也といいます。わたしは1985年に北九州で生まれて、大学から慶応義塾大学に進学で上京。
東京という街の巨大さと、新旧の文化がカオスに混合された部分に魅力を感じ、卒業後は大手不動産会社に就職しました。
ちなみに大学の卒論は地元である「北九州市の中心市街地における都市構造の変化」でした。
前職では、不動産物件の営業として経験を積んだ後、デベロッパーとして都市開発・不動産開発に携わっていました。
ー なるほど、学生時代から不動産や都市にご興味あったんですね。
ー そうなんです。街が好きで、でも街を作り出しているのは、そこを行き来する人で。
でも大手の不動産会社は大きな力を持っていても、自分の裁量で仕事はできなかった。
やはり既存取引先や大きなお上からの圧力もあります。
もっと自分の裁量でビルや都市開発に関わりたくて、2018年に株式会社NewWestを設立しました。
渋谷区の不動産ベンチャー企業・株式会社NewWestはどんな会社なんですか?
ー なるほど、では藤原さんが設立した株式会社NewWestは、どのような不動産ベンチャーなんですか?
ー はい、私たち株式会社NewWestは、純粋に不動産を愛し、魅力的な不動産を開発・取引する会社です。
「次世代の都市開発を牽引し、持続可能な環境を実現する」が社員一同の目標で、都市部では都市部に、郊外では郊外にあわせた不動産開発プロジェクトを展開しています。
投資用物件は取り扱っていません。
中国人の顧客が大手時代には一定割合いたのですが、外国人に日本の国土が漁られてゆくのには、一日本人として危機感を感じていました。
投資用の物件は資産家に高額で売買されますが、純粋に物件を使用したり住んだりしたいお客様に、優良な物件が行きつかないのは、なんだか疑問に感じていたんです。
私たちは、お客様のスタイルにあわせた優れた物件を開発し、時代に沿った都市構造構成に寄与したいと考えています。
- 会社名:株式会社NewWest
- 代表:藤原拓也
- 住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29
- 資本金:700万円
- 設立:2018年6月
- 事業内容:不動産物件の売買・不動産物件の賃貸代理・不動産物件の開発・喫茶店経営
本当に物件に住んで使用したい人が契約できるように、投資用物件は取り扱っていないという藤原代表。
不動産が純粋に好きなんだといいます。
株式会社NewWestは、代表の私の息抜きとしてSNSを更新しているそうです。
お時間があれば、ぜひ観ていってくださいね。
渋谷のこと、日本のこと、不動産のことについて触れられています。
株式会社NewWestが目指すことはなんでしょうか?
ー 藤原さんが不動産や都市計画へ愛情を持っていることがよくわかりました。
最後になりますが、株式会社NewWestが今後目指すことはなんなんでしょうか?
画像:https://pixabay.com/ja/
ー そうですね、まずは都市構造を最適化させることです。
東京という街は、100年に1度の再開発といわれるほどに大変化を遂げている最中です。
特に渋谷も。
街には様々な課題があります。
交通や経済など、こういった課題は、人口減少や年齢構造の変化などによることも大きいです。
街を作るのは、その中身である人です。
若年層が減り、年配者が増加したら、極端な話、車に乗る人が少なくなり、人々の動きも小さくなるでしょう。
よりコンパクトシティを意識した街づくりが必要になります。
これは交通の面からも、郊外に広がった都市の維持コストの面でも問題になります。
我々は関東圏でも地方都市でも事業展開しております。
それぞれの都市構造が最適化され、これからの日本人が住みやすい街づくりに寄与していけたらと思っていますい。
ー 単にビルを開発するのではなく、都市構造の最適化に基づいた開発を行っていることに衝撃を受けました。
本日はありがとうございました。これからも注目しております!